定年退職が自分ごととなる、50代後半。
365日24時間、夫婦2人の生活を想像すると不安やストレスを感じる人は少なくないと思います。
老後は旦那とはいたくない!
そうなる前に
まずは
今のおうちの見直しから
始めませんか?
この記事の前に読んで欲しい
【実例】部屋の使い方
上記記事でも書きましたが、私は50代の夫婦は適度な距離感を保つことで心地よさを感じると考えています。
*間取りは個人情報の為一部変更しています
では、こちらの事例の具体的なお部屋の使い方をお伝えします。
■妻スペース:趣味+1人で寛げるスペース
■収納兼夫スペース:夫婦の洋服・私物+ご主人の寝室(書斎スペースには広さ的にベッドは無理でした)
■共用スペース:それぞれの趣味の物がなくなったので、広々とした寛ぎスペース
■納戸スペース:玄関に置家具を新設して、廊下収納に集約して妻スペースに変更
家具配置の変更でリフォーム並みの変化
夫の居場所
夫の部屋は執筆作業の快適さを追求しました。
分散していた資料を1部屋に集めました。
青色家具:お手持の家具
赤色家具:新調した家具
出入口ドアの正面にデスク
社長室スタイル!
ダイニングテーブルを執筆用のデスクに再利用しました。
ダイニングテーブルなら資料もたくさん広げられますよね。
逆に大量の資料を収納するためにお手持ちの本棚に加えて壁一面の本棚をオーダーしました。
マンションなので梁型があり天井下がりが2方向あるので、既製品での対応だとスペースの無駄が多かったのも理由の1つです。
模様替えの良い所は再利用する物は活かして、必要な物だけ購入出来る事。
以前はダイニングの一部に書斎スペースがありました。
資料の広げっぱなしで中断する事もあるだろうし、お互いストレスが溜まりそうです。
妻の居場所
妻の部屋は「1人で寛げる空間」と「趣味の時間を楽しむ」がテーマです。
青色家具:お手持の家具
赤色家具:新調した家具
納戸が奥様の
寛ぎ空間に変身!!
家具は全て新しい物を買い足ししました。
今回の模様替えを機に寝室を別々にする事を選択して、サイズに余裕のあるセミダブルベッドを購入しました。
ベッドに座って、ゆっくり読書も出来るスペースです。
そして、趣味のスペースはミシン台や裁断用のテーブルも置ける広さを確保出来ました。
リビング続きの和室に洋服収納をまとめたので、WICはストックルームとして生地や毛糸・糸類・道具類も収納可能な棚を入れました。
さいごに
こちらのご夫婦のおうちは約1年前に模様替えの相談をお受けした実例です。
そして先日、1年過ごした後の感想をお聞きしました。
以下、原文まま
1年経った今、言えることは暮らしのリズムが変わること思っていた以上に大変です(笑)
ですが、プライベートスペースが出来たことでクールダウンと自分の時間が確保出来るようになりました。
私はまだ夫の定年も経験していません。
でも、想像以上に「大変そうだ!」と再認識しました(笑)
以前の私の仕事は、住宅のリノベーションの提案をしていました。
もちろん、今も間取り相談を受けたり、新築の相談もお聞きします。
でも、私自身も50代になり、老後の暮らしを真剣に考え、資金も考える時を迎えました。
住替え・リフォームも良いのですが、低予算でリフォーム並みの変化が実現できる模様替えをオススメするケースが多いですね。